投資は「知識」より「習慣」で差が出る

突然ですが、こんな経験はありませんか?これ、実は投資でも同じことが言えます。
あれこれ買ってみたり、本を読んで勉強したけど、なぜか勝てない…なんて悩みを抱える人は少なくなりません。
その理由は、意外とシンプル。
システムトレードは、「毎日チャートを見続ける」ような疲れる努力ではなく、“習慣化された仕組み”に任せて継続することが大切だからです。
ツールを買うことや、知識を詰め込むことがゴールではありません。
大事なのは、「いかに感情に振り回されず、仕組みに沿って続けられるか」です。
システムトレードの“誤解”と、正しい理解

「自動で稼げるなんて、うまい話には裏がある」──その考え方は、むしろ正解です。
「自動売買」と聞いて警戒する気持ちはとてもよくわかります。
むしろ、その疑いを持てる感覚こそが健全です。
ただし!本当に重要なのは疑いを持つことではありません。
大切なのは“どんな自動売買か”を知っておくということです。
例えば、一般的に言われる自動売買の中には以下のような危ういものも混じっています。
- 根拠が曖昧なツール
- 実績が検証されていないソフト
- 過剰な利益ばかりをうたう情報商材
これらは、手を出すには相応の覚悟が必要なタイプの自動売買です。


例えるならば、システムトレードは「包丁と料理」です。
包丁そのものは悪くない。
ただし、使う人が間違えば怪我をする。
正しい使い方と、切れ味のよい道具があってこそ、成果が出る。
つまり、システムトレードの是非ではなく、「何を使うか」「どう使うか」が問われるべきなのです。
システムを使いこなすコツ【3選】
① VPS(仮想サーバー)は必須

→ VPSとは、24時間あなたのシステムを安全な環境で動かし続けてくれるもの。スマホからでも見れるから、管理も楽ちんです。
② 月ごとの結果に一喜一憂しない

「3ヶ月で判断」くらいの余裕が大事。投資は“マラソン”です。1日2日で判断するのは、例えて言うなら体重計の数字を毎日見て太った・痩せた!と一喜一憂する人と同じです。大切なのはプロポーションを維持し健康的であることのように、投資も長期的な目線でしっかりとプラスを作り上げていく忍耐力が必要なのです。
③ ロットを無理に増やさない

欲を出すとやられる…これは投資の鉄則です。「急いては事を仕損じる」と言う言葉があるように、まずは長期的にシステムと向き合っていくことが大変重要です。
こんな人が使って結果を出している

このように、投資やシステムトレードで結果を出している方は、投資という経験や、経験を通じて得られる知識・教訓そのものを大切にする「前向きな姿勢」があり、「自分の適正な向き合い方がわかっている」と言うのが特徴です。
うまくいく人とそうでない人の視点
うまくいかない人がやりがちな行動 | その結果… | 勝てる人はこう考える |
---|---|---|
1ヶ月等の短期間で良し悪しを判断 | 結果がブレる | 最低3ヶ月〜6ヶ月のスパンで判断する |
すぐにロットを増やす | 含み損で損失に… | 小ロットで無感情運用 |
最初から複数のEAで分散する | いっぱいいっぱいになり管理ができなくなる | 1つに集中してまずは徹底管理 |
VPSを使わず運用する | 予期せぬ停止やエラーが発生する | VPSを使う |
買ったけど怖くて使えないまま… | 他人の成績だけで判断しようとしてしまう | 運用を学びながら調整していく前提がある |
どの年代が投資で成績を出しているのか?marketwatchのデータによると、55歳以上の方が、全体の株式・株式ファンドの約79%を保有しており、実際に大口の市場参加者となるケースが多いことがわかりました。また、年長層は資産額が大きく、長期投資で成果を上げる確率が高い傾向があると言うデータも出ています。
人生の後半戦こそ、“地味な勝ち方”がいい
データによると、投資を開始する年齢は、約33歳だと言われています。昨今ではNISAなどの認知が広がっていることから、20代後半から30代前半で初めて投資に踏み出す人が多いですが、人生の後半戦を迎える方々(30~70代)が投資人口としては多いと言えます。若い頃は「一発逆転」を夢見たかもしれません。でも今は違います。地味でもOK、再現できて、コツコツ勝ち抜く方がいい。また、投資そのものの特性として、感情に左右されない必要があることからも、人生経験が多く、メンタルも安定している年齢こそ、結果を出しやすいと言えるでしょう。

「勝たなくちゃ!」「プラスにしなくちゃ!」ではなく「負けない仕組み」や考え方を作っていくことが将来的なプラスを作っていきます。