相場心理を読むための準備としてこの課題では、チャートの見方になれるためトレンドの見つけ方に触れておきましょう。
良くわからないな…?と思っても大丈夫です。
とにかく以下の手順で進めて、課題1、課題2を進めてみましょう!
操作方法や見つけ方の概要さえわかっておけば、後は実践で慣れてきた時に役にたってきます。
ラインの引き方には、答えがあるわけではありません。自分で判断して自分で引く、ということができることが大切です。今回の課題には画像提出とフィードバックもついているので、ご安心ください。まずはトライしてみましょう!
課題1:トレンドを見つけてみよう!
少し難しく感じるかもしれませんが、以下の手順で1つずつ見ていきましょう。

- TradingViewなどの無料チャートアプリでOK
- 通貨ペアは「ドル円(USD/JPY)」か「ユーロドル(EUR/USD)」を選ぼう
- 「1時間足」か「日足(1日ごとのチャート)」がトレンドを見つける上で推奨!
| トレンドの種類 | 特徴 | 見た目のイメージ |
|---|---|---|
| 上昇トレンド | 価格がだんだん上がっていく | 右肩上がりの波 |
| 下降トレンド | 価格がだんだん下がっていく | 右肩下がりの波 |
| 横ばい(レンジ) | 上がったり下がったりをくり返す | 横に動く波 |



チャートを見ながら、以下のような動きをしているか確認します。
上昇トレンドの判断ポイント:
チャートを見たときに、「高いところ(高値)」と「低いところ(安値)」がどちらも前より少しずつ上がっているかどうかをチェックしてみましょう。
- 直近の高値が前より高くなっている
- 直近の安値も前より高くなっている

判断ポイント①:高値(山のてっぺん)が前より高くなっている
例)
1回目の山のてっぺんの高さ:100円
2回目の山のてっぺんの高さ:105円
3回目の山のてっぺんの高さ:110円
山が毎回少しずつ高くなっている = 相場が上に向かって進んでいるサイン!
判断ポイント②:安値(谷の底)が前より高くなっている
例)
1回目の谷の底:95円
2回目の谷の底:98円
3回目の谷の底:101円
谷もだんだん高くなっていると、相場が下がりにくく、買いの勢いが強い証拠
下降トレンドの判断ポイント:
チャートを見たときに、「高いところ(高値)」と「低いところ(安値)」がどちらも前より少しずつ下がっているかどうかをチェックしてみましょう。
・直近の高値が前より低くなっている
・直近の安値も前より低くなっている

判断ポイント①:高値(山のてっぺん)が前より低くなっている
1回目の山のてっぺんの高さ:110円
2回目の山のてっぺんの高さ:105円
3回目の山のてっぺんの高さ:100円
山が少しずつ低くなっている = 「買いたい」勢いが弱くなっている証拠!
判断ポイント②:安値(谷の底)が前より低くなっている
1回目の谷の底:105円
2回目の谷の底:100円
3回目の谷の底:95円
谷もどんどん低くなっている = 売りの勢いが強く、相場が下に進んでいるサイン!
見つけ方①:ラインを引いてみよう
ラインを引いてみると、チャートの大事なポイントが見えてきます。
どこでチャンスがありそうか、しぼって考えてみましょう
1.チャートの波の高いところ(山)と低いところ(谷)をいくつか見つけます。
チャートを見て、「高いところ同士」や「低いところ同士」、または「高いところと低いところ」が同じあたりで止まっている場所を見つけて、そこにラインを引いてみましょう。
その場所は、これから先も同じように意識されて、止まりやすいポイントになることがあります。
そういった場所を、トレードのチャンスとして活用していきましょう

チャートは、波のようにギザギザした線になっていますよね?
このギザギザをよーく見ると…
・上に向かって一番高くなったところ → 山のてっぺん(高値)
・下に向かって一番低くなったところ → 谷の底(安値)
2.山と山、谷と谷を線でつないでみると、傾きが見えてきます。



見つけ方②:移動平均線を使ってみよう
移動平均線という線を使うと、相場が上がっているのか下がっているのか、その流れがわかりやすくなります。
チャートツールで移動平均線(MA)を表示してみましょう。
その線を見ながら、さらにラインも引いていくと、トレードに使えそうなポイントが少しずつ見えてきますよ。

線が右上がり → 上昇中
線が右下がり → 下降中
線が横向き → だましが出やすい(レンジ)。動きにまとまりがなくて、どこでトレードすればいいか分かりにくい状態です。
高いところと低いところが同時に上がったり下がったりするタイミングと、移動平均線の向きが変わるタイミングが、ほとんど同じになっているのがわかりますね。
このように、2つを組み合わせて使うことで、相場の流れをもっと正確に読み取ることができます。

さらに、ラインも一緒に考えると、どこでトレードすればよいかがもっとハッキリしてきます。
たとえば画像のように、高いところと低いところが下がっていたのに、途中から上がる動きに変わってきた時。
そのタイミングで、移動平均線をローソク足が上に抜けているのがわかります。
このような場面では、相場が上がっていく流れ(上昇トレンド)になったと考えられます。
そして、移動平均線にローソク足が近づいたあと、また上に跳ね返るような動きが出たときが「エントリー(トレードを始める)」のチャンスになります。
このときの考え方としては:
もし下がったらやめる目安(損切り) → 近くのラインの下あたり、または移動平均線に触れたローソク足の少し下あたり
利益をねらう目標の場所 → 上にある横のライン(水平線)まで
ここまでできたら、自分で見つけたトレンドの画像をスクショで撮り、
以下のボタンのフォームから画像を提出してみよう!
